ペッポから学ぶ「働き方」
こんにちは。POPOです。^^
今日は、1つおはなしを紹介したいと思います。^^
POPOのコーチング初級講座を受講されたクライアントさんは
みなさん、知っていらっしゃると思いますが、
「ペッポのおはなし」の一部を紹介いたします。
(講座での解説は省きます)
このおはなしは、ドイツの児童文学「モモ」の中に出てくる一文です。
気が遠くなるような大きなゴールに向けて、
どう行動していけばよいかを教えてくれているおはなしだなと感じます。
コーチングでは、「ゴールを設定したら、一旦、ゴールは忘れなさい」と言われます。
忘れるとは、執着しない!ということですね。^^
(引用開始)
「なあ、モモ、」と、ベッポはたとえばこんなふうにはじめます。
「とっても長い道路をうけもつことがあるんだ。(掃除の仕事)
おっそろしく長くて、これじゃとてもやりきれない、こう思ってしまう。」
しばらく口をつぐんで、
じっとまえのほうを見ていますが、やがてまたつづけます。
「そこで、せかせかと働きだす。
どんどんスピードを上げていく。ときどき目をあげて見るんだが、
いつ見てものこりの道路はちっともへっていない。
だからもっとすごいいきおいで働きまくる。
心配でたまらないんだ。
そしてしまいには息がきれて動けなくなってしまう。
道路はまだ残っているのにな。
こういうやり方はいかんのだ。」
ここでしばらく考えこみます
それからようやく、さきをつづけます。
「いちどに道路ぜんぶのことを考えてはいかん。
わかるかな?
つぎの一歩のことだけ、
つぎのひと呼吸のことだけ、
つぎのひと掃きのことだけを考えるんだ。
いつもただつぎのことだけをな。」
またひと休みして考えこみ、
それから
「するとたのしくなってくる。
これがだいじなんだ。
たのしければ仕事がうまくはかどる。
こういうふうにやらなきゃあだめなんだ。」
そしてまたまた長い休みをとってから
「ひょっと気がついた時には、
一歩一歩すすんできた道路がぜんぶおわっとる。
どうやって やりとげたかはじぶんでもわからんし、息もきれてない。」
ペッポはひとりうなづいて、こうむすびます。
「これがだいじなんだ。」
モモ」より引用
(引用終了)
私たちは、「努力すれば報われる」という価値観を刷り込まれているように思います。
大事なのは、やみくもに努力することではなく、
努力の仕方であり、
いかに着実に前進して行けるか?のビジョンが大切なのだと思います。
そして、結果以上にプロセスが大事であり、
そのプロセスを楽しめるかどうかではないでしょうか?
プロセスを楽しむとは、「今、この瞬間を楽しむ」ということですね。^^
是非、皆さんもペッポの働き方を参考にされてみてくださいね。^^
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