「よくなってます」と「よくやってます」

「よくなってます」と「よくやってます」

「よくなってます」と「よくやってます」

 

 

7年前に読んで、今でも強く影響を受けている本があります。

 
医療社会学の研究者
大野 更紗さんの著書『困ってるひと』

 

更紗さんは大学時代に、ある日突然、原因不明の体調不良に襲われます。

 
そして、

一年に渡る検査の結果、
「皮膚筋炎」「筋膜炎脂肪織炎症候群」
という難病と診断されました。

 
その後、たくさんの苦しい体験をされながらも

難病の当事者と非当事者とが理解し合える世界を目指していこう!
本を書かれていらっしゃいます。

 

当事者として人間のエモーション(感情的)な部分に
訴えかけていくのが
自分の役割である

と決めて強く生き抜いていらっしゃいます。

 

そして、

更紗さんは、この本を「闘病記ではない」と語ります。

 

誰もが、いつでも「困ってるひと」の当事者になる可能性があります。

それは、ある日突然やってきます。

 
だからこそ、いつそうなってもいいように
当事者の声に耳を傾け、想像力を働かせていくことが大切だと思っています。

 
笑いは意識しながら書いています。

笑いがないと、難病のことを綴った本をなかなか読んでもらえないと思うので。

と語る更紗さん。

 

苦痛を素直に表現しながらも、ユーモアに富んだ言葉で書かれています。
私は、その前向きな更紗さんの姿にとても魅力を感じました。

 

特に心に残った言葉があります。

 
百万回の「よくなってます」より一回の「よくやってます」

・・・わたしとしては、「よくやってます」と言われたほうが
ずーーっと嬉しくて、褒められているような気持がして
社会の中で生きる気力が湧いてくるのだ。(P284)

 

結果も大事だけれど、それ以上にそこへ向かうプロセスが大事ですね。^^

「今、ここ」の自分の姿がとても大切なのだと思います。

 

コーチングにおいて、よく誤解されるのは

 
「未来を描くことが大事!ゴールが大事!」
ということへの意味合いです。

もちろん!未来もゴールもとても大事です。^^

 

しかし、

そこだけにフォーカスし過ぎて現在をなおざりにするならば
それはただの夢物語になってしまいます。

 

私たちは、この現実物理世界で生きている限り
物理から離れることはできません。

故に、理想の未来と同時に
「今、ここ」の物理空間に働きかけることが重要なのです。

 

つまり、

更紗さんの言われる
「よくやってます」が大事なのです。^^

 

外側にゴールを設定しつつ
今、目の前にある課題にとことん集中すること。
コツコツと丁寧に進めていくことですね。^^

 

そして、最後にもう一つ!
更紗さんのお言葉です。

 
苦しくなると、特別な方法や一発逆転とか
何か変わった手段を探したくなるんですけど

こういう時こそ、地道な積み重ねが大切だと思います。

 

ここも、コーチングと一緒ですね。^^

 
ゴールはBIG!でありながらも、
ホメオスタシスを味方にして、小さく丁寧な行動をコツコツと起こすこと!

 
結局、そのほうが確実に進んでいくことができ
気付けば大きくゴール側へと移動していくのです。

 

大事なのは、

「よくやってるね!」
と自分に言ってあげられる「今」を生きていくことだと思います。^^

 

 

 

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